JAVA
3.Eclipseを実行してみる | < 一覧画面に戻る > |
4.EclipseとTomcatの連携
【目次】 ・Tomcatのプラグイン導入 ・Tomcatのパースペクティブの設定 ・Tomcatの使用言語の設定 ・実際に動かしてみる ・エラーについて ・Tomcatサーバー起動準備 ・コンソールのエラーについてTomcatのプラグイン導入 ▲Tomcatのプラグインを入れなければなりません。 下記のURLから取得してください。 http://www.eclipsetotale.com/tomcatPlugin.html 下記の画面が表示されます。 下の方に、下記の画面があります。 赤枠のFileの項目をクリックしてダウンロードしてください。 ※以降、バージョン3.3を導入している画面です。 ダウンロードしたファイルを解凍すると 下記のフォルダがあります。 このフォルダを、eclipseをインストールしたフォルダの 「plugins」配下に移動もしくはコピペしてください。 これで導入完了です。Tomcatのパースペクティブの設定 ▲eclipseを起動してください。 (既に起動している場合は、再起動してください) 「ウィンドウ」→「設定」をクリックすると 下記の画面が表示されます。 赤枠の部分を修正してください。 ・Tomcatバージョン→インストールしたTomcatのバージョンを選択 ・Tomcatホーム→「(インストールしたTomcatのパス)」を入力 ・コンテキスト宣言モード Sever.xml →「(インストールしたTomcatのパス)\conf\server.xml」を入力 コンテキストファイル →「(インストールしたTomcatのパス)\conf\Catalina\localhost」を入力 ※最初は、デフォルトのServer.xmlの方を使用することを推奨。 設定完了後、「OK」をクリックして閉じます。 「ウィンドウ」→「パースペクティブのカスタマイズ」を クリックすると下記の画面が表示されます。 左側のショートカット・カテゴリーで「Java」を選択します。 右側のショートカットで「Tomcatプロジェクト」のチェックを入れます。 設定完了後、「OK」をクリックして閉じます。 「ファイル」→「新規」に「Tomcatプロジェクト」が追加されます。 これで、Tomcatのパースペクティブの設定は完了です。Tomcatの使用言語の設定 ▲「ウィンドウ」→「設定」をクリックすると 下記の画面が表示されます。 赤枠の部分をインストール済みのバージョンに修正してください。 設定完了後、「OK」をクリックして閉じます。 これでTomcat使用言語の設定は完了です。実際に動かしてみる ▲「ファイル」→「新規」に「Tomcatプロジェクト」をクリックしてください。 下記の画面が表示されます。 プロジェクト名を入力して、「完了」をクリックして閉じます。 下記のようにパッケージが作成されます。 まず、Javaファイルを作成します。 「WEB-INF/src」を選択して右クリックします。 「新規」→「クラス」をクリックしてください。 赤枠の部分を修正してください。 ソースフォルダ→「(プロジェクト名/WEB-INF/src)」(デフォルトのまま) パッケージ→「info.test」(任意) 名称→「HelloWorld」(任意) 修正後、「完了」をクリックして閉じます。 「WEB-INF/src」フォルダ配下に 先ほど指定したパッケージ名のパッケージ配下に 指定した名前のJAVAファイルが作成されています。 JAVAファイルをダブルクリックして編集します。 下記のソースを入力してください。package info.test; import java.io.*; import javax.servlet.*; import javax.servlet.http.*; public class HelloWorld extends HttpServlet { public void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws IOException, ServletException { response.setContentType("text/html"); PrintWriter out = response.getWriter(); out.println("<html>"); out.println("<head>"); out.println("<title>Hello World!</title>"); out.println("</head>"); out.println("<body>"); out.println("<h1>Hello World!</h1>"); out.println("</body>"); out.println("</html>"); } }※パッケージ名(info.test)とファイル名(HelloWorld)は、指定した名称に変更して下さい。 次に、設定ファイルを作成します。 「WEB-INF」を選択して右クリックします。 「新規」→「ファイル」をクリックしてください。 ファイル名に「web.xml」を入力して 「完了」をクリックして閉じます。 「WEB-INF」フォルダ配下に 先ほど作成した「web.xml」ファイルがが作成されています。 「web.xml」ファイルを編集します。 「web.xml」を選択して右クリックします。 「アプリケーションから開く」→「テキスト・エディタ」をクリックします。 表示されたページに、下記のソースを張り付けてください。<?xml version=\"1.0\" encoding=\"ISO-8859-1\"?> <web-app xmlns=\"http://java.sun.com/xml/ns/j2ee\" xmlns:xsi=\"http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance\" xsi:schemaLocation=\"http://java.sun.com/xml/ns/j2ee http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/web-app_2_4.xsd\" version=\"2.4\"> <servlet> <servlet-name>hello</servlet-name> <servlet-class>info.test.HelloWorld</servlet-class> </servlet> <servlet-mapping> <servlet-name> hello </servlet-name> <url-pattern>/servlet/hello</url-pattern> </servlet-mapping> </web-app>Tomcatサーバーを起動します。 進めていく前に、Tomcatサーバー起動の準備を行ってください。 →Tomcatサーバー起動準備を参照してください。 eclipseのツールバーに下記の画面のアイコンが並んでます。 左側→起動 中央→停止 右側→再起動 Tomcatサーバーを起動していない場合は、起動をクリック。 既にTomcatサーバーが起動している場合は、再起動をクリック。 実際に接続して、確認をしてみます。 http://localhost:8080/(プロジェクト名)/(url-patternの値) すると、下記の画面が表示されれば接続成功です。 もし表示が出なかったら、エラーについてを参照してください。 コンソール画面は下記のようになっています。 ※下記のエラーは基本的に無視しても問題ありませんが 対策したい場合は、コンソールのエラーについてを参照してください。 The APR based Apache Tomcat Native library which allows optimal performance in production environments was not found on the java.library.path:XX 一応、Tomcatサーバの動作を定義する設定ファイルの確認をしておきます、 下記のファイルを開いてみてください。 (Tomcatをインストールしたフォルダ)/conf/server.xml 最後の方に、下記の1行が自動的に追加されていれば正常です。 >Context path="/(パス名)" reloadable="true" docBase="(作業中のworkspaceのパス)\test_hello" workDir="(作業中のworkspaceのパス)\test_hello\work" /< 上記の1行は、Tomcatサーバーが 「実行ファイルは、ここ(指定先)にあります」とメモしてくれてるようなものです。 起動までの説明は終わります。(追記)エラーについて ▲もし、JAVAのソースに誤りがあった場合 Tomcatサーバーを起動した後、コンソールにエラーを表示します。 (この場合、Tomcatサーバーは起動しません。) それ以外の場合は、サイトを開くと画面にエラーを表示します。 (500) (404A) 基本的に、下記のポイントを確認してください。 ・eclipseの設定(「ウィンドウ」→「設定」→「Tomcat」) ・web.xmlを置く位置が誤ってる(WEB-INF直下です。) ・web.xmlの設定が誤ってる まだ、他にも原因があるかもしれませんが もう一度、設定など見直してください。 管理人は、web.xmlを「WEB-INF/lib」のフォルダに置いて エラーが出て苦戦していたことがあります。Tomcatサーバー起動準備 ▲注意:既に起動しているTomcatは、終了してください。 (二重起動で動作がおかしくなります。) 「設定」→「ビューの表示」→「その他」をクリックしてください。 下記の画面で、「サーバー」のフォルダをクリックして 表示された「サーバー」をクリックしてください。 すると「サーバー」のビューが表示されます。 「サーバー」のビュー画面の任意の場所で右クリックして 「新規」→「サーバー」をクリックします。 新規サーバの画面の赤枠の部分を修正します。 名前:(任意) Tomcatインストールディレクトリー:(Tomcatをインストール先のパス) JRE:インストールしたJava 設定完了後、「次へ」をクリックして閉じます。 新規サーバーの定義の画面のサーバーのタイプを選択で 「Apache」→「インストール下Tomcatのバージョンに対応するサーバー」 を選択して下さい。 サーバーのホスト名:localhost サーバー名:任意 設定完了後、「完了」をクリックして閉じます。 下記の画面の赤枠の起動アイコンをクリックしてください。 するとTomcatサーバーが起動されます。 ちなみに、起動・停止の画面は下記の通り。 (起動) (停止)コンソールのエラーについて ▲○The APR based Apache Tomcat Native library which allows optimal performance in production environments was not found on the java.library.path: XX 原因:APR(Apache Portable Runtime)が存在しない 解決策:@APRを無効にする AAPRを導入する @ARPを無効にする ・server.xmlを開く。 (Tomcatをインストールしたフォルダ)/conf/server.xml ・下記の行をコメント化 (変更前) <Listener className="org.apache.catalina.core.AprLifecycleListener" SSLEngine="on" /> ↓ (変更後) <-- <Listener className="org.apache.catalina.core.AprLifecycleListener" SSLEngine="on" /> --> AAPRを導入する ・「tcnative-1.dll」をダウンロードします。 「tcnative-1.dll」:Tomcatの動作を高速化するライブラリ。(任意) 下記のサイトにアクセスします。 http://tomcat.apache.org/tomcat-6.0-doc/apr.html アクセスした画面です。 下記の画面の下記の赤枠の部分の「here」をクリックしてください。 下記の画面の「archive download site」をクリックしてください。 最新版のフォルダをクリックしてください。 ※以降、バージョン1.1.9をダウンロードしている画面です。 「binaries」をクリックしてください。 「win32」or「win64」をクリックしてください。 「tcnative-1.dll」をクリックしてダウンロードしてください。 下記は、ダウンロードしたファイルです。 上記の「tcnative-1.dll」を下記のフォルダ配下に置いてください。 (Tomcatをインストールしたディレクトリ)/bin 下記の画面が出れば正常に行われてます。
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